月額・費用

ホームページのサブスクにデメリットはある?契約前の注意点と向き不向きを解説

「月額制のホームページは安く始められるけれど、あとで後悔しないだろうか」と迷っている経営者・担当者の方は多いです。この記事では、月額でホームページを持つサブスク型のデメリットを正直に挙げたうえで、どこに気をつければ失敗しないのかを、月額ホームページを提供しているツクリコの考え方とあわせて解説します。

サブスク型ホームページとは?買い切り型と何が違うの?

サブスク型ホームページとは、毎月決まった料金を払うことで、ホームページの制作から保守(壊れないように見守ること)、更新作業までをまとめて任せられる仕組みです。「サブスク」はサブスクリプションの略で、動画や音楽の月額サービスと同じように、使っている間だけ料金を払う形を指します。

買い切り型との違い

買い切り型は、ホームページを作るときに制作費をまとめて払う形です。完成後の更新や修正は、その都度依頼するか、自社で行います。主な違いは次のとおりです。

比べるところサブスク型(月額)買い切り型(一括)
支払い方初期費用をおさえ、毎月決まった額を払う作るときに制作費をまとめて払う
ホームページの持ち主契約内容によって異なる(解約後に使えるかは要確認)納品後はお客さまのものになることが多い
更新の頼み方毎月の作業の中で頼めるその都度依頼し、別途費用がかかることが多い
向いている規模ページ数が少なめのサイトページ数が多いサイトや大がかりな作り直し

ツクリコの月額ホームページの基本条件

ツクリコの月額ホームページは、制作費0円・最低契約期間1年で、料金はすべて税込です。サーバーとドメインの費用は月額料金に含まれていませんが、取得や設定の手続きはツクリコがお手伝いします。プランは次の3つです。

プラン月額(税込)ページ数毎月の作業時間SEO/AI検索対策
スタート11,000円1ページ5時間対象外
スタンダード22,000円2〜5ページ10時間+月額33,000円
プレミアム33,000円5〜10ページ15時間割引で+月額22,000円

サブスク型ホームページのデメリットは何?

サブスク型ホームページの主なデメリットは、「長く使うほど支払いの合計が増える」「最低契約期間があり途中でやめにくい」「プランの範囲を超える作業は別料金になる」の3つです。サービスによっては、デザインの自由度が低いこともあります。

長く使い続けるほど支払いの合計が増える

月額料金は、使っている限り払い続けるものです。何年も使えば、そのぶん支払いの合計は増えていきます。ただし、月額料金には更新や修正の作業も含まれているため、「作って終わり」の買い切り型と単純に金額だけで比べると、判断を誤りやすくなります。

最低契約期間があり、途中でやめにくい

多くのサブスク型サービスには最低契約期間があります。とくに注意したいのが、5年・10年といった長期の契約です。ツクリコには、他社のサブスク型から乗り換えを考えている方から「サイトの状態が悪いので直したいのに、直してもらえず、解約もできない」「契約が今年で切れるので、ようやく何とかしたい」という相談がよく寄せられます。長い契約期間は、それだけで大きなリスクになります。

テンプレート中心のサービスはデザインや機能に制限が出やすい

サービスによっては、テンプレート(あらかじめ用意されたひな形)に文章や写真を当てはめて作る形をとっています。安く早く作れる反面、オリジナルのデザインや独自の機能を入れにくい場合があります。どこまで自由に作れるかは、契約前に確認しておきましょう。ツクリコの月額ホームページは、テンプレートの使い回しではなく、事業やお客さまに合わせて一からデザインしています。

作業時間を超える依頼や対策は別料金になる

月額料金に含まれる作業には上限があります。ツクリコでは、プランごとに毎月の作業時間(5時間・10時間・15時間)が決まっています。また、記事の追加作成やMEO対策(Googleマップでお店を見つけてもらいやすくする対策)は、ご相談のうえお見積もりとなります。「月額の中で何でも頼める」わけではない点は、知っておきたいポイントです。

解約したらホームページやドメインはどうなるの?

解約後にホームページやドメインを使い続けられるかどうかは、契約の内容と、ドメインの名義が誰になっているかで決まります。サブスク型で一番気をつけたいのは、解約するとサイトを取り上げられ、使えなくなってしまう契約です。

ドメインの名義は誰になっているか

ドメインとは、ホームページの住所にあたる「〇〇.jp」「〇〇.com」などの文字列のことです。名刺やチラシに載せたホームページのアドレスやメールアドレスにも使われているため、ドメインを失うと、これまで積み上げてきた信頼や検索での評価にも影響が出ます。

ドメインの名義が制作会社の場合は解約時に移管の手続きが必要で困ることもあり、名義が自社なら解約後も自社の資産として使い続けられることを左右で比べた図

ドメインには「名義人(持ち主)」と「管理者(設定や更新の作業をする人)」がいます。名義が制作会社になっていると、解約のときに名義を移す手続き(移管)が必要になり、手続きが分からずに困るケースが出てきます。

ツクリコの月額ホームページでは、基本的にドメインをお客さまの名義で取得していただいています。取得や設定の手続きはツクリコがお手伝いします。最初からお客さまが持ち主になっていれば、解約後もツクリコが間に入ることなく、自社の資産としてそのまま使い続けられます。

解約のときに起きやすいトラブルとツクリコでの扱い

他社との契約を解約するときにドメインが使えなくなりそう、という相談を受けた場合、ツクリコではまず今の契約がどうなっているかをお聞きします。そのうえで、ドメインを移す手続きができないかを一緒に考えます。移管できるのか、どのような手続きが必要なのかは、今の契約先に確認していただきます。

  • ツクリコでできる作業は、ツクリコが行います
  • 今の契約先や名義人の側で必要な手続きは、そちらで進めていただきます
  • 手続きが分からない方とは、オンライン会議をつなぎながら一緒に進めることもあります

ツクリコの月額ホームページを解約する場合、最低契約期間の1年が過ぎたあとであれば、ホームページを譲り受けることができます。くわしい条件はご相談のときにご案内します。

ドメインやサーバーの取り方の手順

ドメインやサーバー(ホームページのデータを置いておく場所)の具体的な取り方は、ツクリコが運営するツクリコードの記事「ドメインとサーバーの取り方」で手順を紹介しています。経営者・担当者の方は、手順よりもまず「名義は自社か」「誰が管理しているか」「解約時に引き継げるか」の3点を押さえておきましょう。

買い切り型とサブスク型、結局どちらが安いの?

どちらが安いかは、使う年数と、更新をどれくらい頼むかによって変わります。金額だけでなく、「その料金で何をしてもらえるか」まで含めて比べることが大切です。

月額料金×使う年数で総額を考える

サブスク型の総額は「月額料金×12か月×使う年数」で考えられます。買い切り型は「制作費+その後の更新や保守にかかる費用」で考えます。ツクリコの一括制作(リニューアル)は、内容に合わせてお見積もりしています。

サブスク型の総額は月額料金×12か月×使う年数、買い切り型は制作費+その後の更新や保守の費用で考えることを式の形で並べた図

ツクリコの月額ホームページは制作費が0円なので、始めるときの負担が小さく、1年間は毎月の作業時間の中で更新を続けながら、理想に近い状態へ育てていけます。作って終わりの制作と比べて、1年後に「お金を払ったのに何も変わっていない」という状態になりにくい点が特長です。

更新の回数や社内の体制で向く払い方が変わる

お知らせやブログをよく更新したい、修正を頻繁に頼みたい、社内にホームページを触れる人がいない、という会社は、更新作業が含まれるサブスク型のほうが結果的に使いやすくなります。反対に、ほとんど更新しない、社内で更新できる人がいる、という場合は、買い切り型が合うこともあります。

毎月の作業時間で、どこまで頼めるの?

毎月の作業時間の中では、サイトの修正や、ブログ・お知らせの更新、ちょっとした相談まで頼めます。ツクリコでお客さまからよく頼まれるのは、次のような作業です。

  • 「サイトのここを直したい」という修正
  • ブログやお知らせの更新
  • 「こういうイベントをやるので記事にしたい」という記事の作成
  • 「こういうことを始めたいけれど、ホームページに載せたほうがいいか」といった簡単な相談

作業時間が足りなくなりそうなとき

作業時間を超えそうな依頼をいただいたときは、作業を始める前にご相談します。対応は「翌月に回す」か「追加の費用をいただく」かのどちらかです。この流れは事前にお伝えしており、契約書にも書いてあるため、あとからトラブルになることは基本的にありません。

作業時間を超えそうな依頼があると、作業を始める前に相談し、翌月に回すか追加の費用で対応するかのどちらかになる流れを番号つきで示した図

SEO/AI検索対策はどう考えればいい?

SEO/AI検索対策は、スタートプランでは対象外です。スタンダードは+月額33,000円、プレミアムは割引で+月額22,000円で付けられます。

付けるかどうかは、ホームページをどう育てたいかで決めます。同じ業種の会社が検索やAI検索からお客さまを増やしているなら、対策をしないと「何のために作ったのか」という状態になりかねません。一方、補助金の申請などで「ホームページを持っておくこと」自体が目的なら、対策は必要ありません。ツクリコでは、ホームページに何を求めているかをお聞きしたうえで、必要かどうかを説明しています。ただ、検索の多くにAIが関わる今の時代、SEO/AI検索対策の重要性は高まっています。

サブスク型が向いている会社・向いていない会社は?

サブスク型は、これから事業を始める会社や、ページ数の少ないサイトを持ちたい会社に向いています。ページ数が多い大きなサイトや、今のサイトがうまくいっていてさらに伸ばしたい会社には、一括制作のほうが合うことが多いです。

サブスク型が向いている一括制作が向いている
これから事業を始める、スタートアップの会社20〜30ページあるような規模の大きいサイト
5〜10ページ以内のサイトを作りたいしっかりしたサイトを全面的に作り直したい
作り直したほうが早いほど古くなったサイトを直したい今のサイトがうまくいっていて、さらに良くしたい
更新や管理を任せたい、社内に担当者がいない独自のシステムや大きな機能が必要

これから始める会社は、ホームページよりも集客にお金を使う必要があります。ツクリコでは、月額の手ごろなプランでホームページを用意し、そのぶん集客に予算を回す提案をすることが多くあります。

契約する前に、何を確認すれば失敗しない?

契約前には、最低契約期間・解約の条件・ドメインの名義・作業の範囲・別料金になる作業の5つを必ず確認してください。とくに、長期契約と「解約したらサイトが使えなくなる契約」には注意が必要です。

契約前に確認する5つの項目(最低契約期間・解約の条件・ドメインの名義・作業の範囲・別料金になる作業)をチェック印つきで並べた図
  • 最低契約期間:何年の契約か。5年・10年など長すぎないか
  • 解約の条件:解約したあと、ホームページを引き継げるか
  • ドメインの名義:自社の名義で取得できるか
  • 作業の範囲:毎月どこまで頼めるか、作業時間はどれくらいか
  • 別料金になる作業:上限を超えたときや、対策を追加するときの扱い

無料相談で聞いておきたい質問の例

他社から乗り換えてきた方の話で多いのは、「品質が低いのに料金が高い」というものです。急いで作られたサイトがそのまま何年も残っている、というケースもあります。同じ失敗をしないために、相談のときには次のようなことを聞いておきましょう。

  • 契約期間中、サイトの修正はどこまで対応してもらえるか
  • 解約したらホームページとドメインはどうなるか
  • なぜこのデザインや問い合わせの流れにしたのか、意図を説明してもらえるか
  • 社内の誰が最終的にOKを出すかを、最初に決めておく必要があるか

最後の点は意外と大切です。担当者がOKを出しても、上司や社長がそれぞれ別の意見を出すと、修正がいつまでも終わらず、全員の意見を混ぜた結果、方向性のはっきりしないサイトになってしまうことがあります。ツクリコでは、最終的に誰がOKを出すのかを最初に確認しています。

サブスク型ホームページでよくある質問は?

1年後にやめられますか?

やめられます。ツクリコの最低契約期間は1年で、その後に解約される場合も、ホームページを譲り受けることができます。条件はご相談のときにご案内します。

1年の最低契約期間は長くないですか?

制作費が0円のため、1年は続けていただく形にしています。1年の中で改善を重ね、成果につながるホームページに育てることが目的です。サーバーの契約も1年単位のため、「1年しっかり試せる」と前向きに受け止めていただくことがほとんどです。

途中でプランを変えられますか?

ページを増やしたい、SEO対策を始めたいなど、必要になったときは上のプランへの変更をご案内します。まずはスタートで始めて、あとから広げることもできます。

自分で文章を直せますか?

直せます。WordPressで作るため、お知らせやコラムはご自身でも更新できます。使い方が分からないときも、毎月の作業時間の中でお伝えします。もちろん、修正をツクリコに任せていただくこともできます。

遠方でも相談できますか?

できます。ツクリコは大阪を拠点に、全国どこからでもオンラインでご相談いただけます。完成したサイトについても、「なぜこの見せ方にしたのか」「なぜ問い合わせの流れをこうしたのか」という意図を一つずつご説明するため、そのあとの修正の相談も進めやすくなります。

自社に合う形が分からないときは、どうすればいい?

サブスク型と一括制作のどちらが合うかは、予算・更新の回数・社内の体制で変わるため、まずは今の状況と、ホームページで何をしたいかを整理するところから始めましょう。ツクリコは全国オンラインで相談でき、無料相談では、どちらの形が合うかという向き・不向きから一緒に確認します。

まとめ

ホームページのサブスクで一番気をつけたいのは、5年・10年といった長期の契約と、解約するとサイトが使えなくなる契約です。その2点に注意すれば、更新を続けながら自社に合った状態を保てるサブスク型は、初期費用をおさえて始めたい会社にとって十分に使いやすい選択肢です。

  • サブスク型のデメリットは、支払いの合計が増えること、途中でやめにくいこと、上限を超える作業が別料金になること
  • ドメインは自社の名義で取得しておくと、解約後もそのまま使い続けられる
  • これから始める会社や10ページ以内のサイトはサブスク型、大規模なサイトは一括制作が合いやすい
  • 契約前に、最低契約期間・解約の条件・ドメインの名義・作業範囲・別料金の作業を確認する

自社にはどちらの形が合うのか迷ったら、無料相談でお気軽にご相談ください。各プランの内容は月額ホームページのページでご覧いただけます。

この記事を書いた人

串本 拓馬株式会社ツクリコ 代表取締役

  • 納品実績500件以上
  • 代表自ら制作を担当
  • 新聞・テレビ・ラジオ出演

代表自ら現場でホームページ制作を担当し、これまでに手がけた納品実績は500件以上。ホームページ制作から、SEO・MEO(Googleマップ)・AI検索対策まで、公開後に問い合わせにつながるサイトづくりを支えている。大手電力会社で社会インフラを支える仕事に携わったのち、2021年にWeb事業を開始し、2024年に株式会社ツクリコを設立。産経新聞やMBSラジオなど、メディアへの掲載・出演も多数。

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株式会社ツクリコ 代表取締役 串本 拓馬
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